米谷さんと、イヤホン。

皋「あれ、米谷さん。これ、イヤホンのキャップないね」
米谷「うん、よう見つからん」
安曇野「カナルタイプね。耳の穴のサイズ選べるのはいいけれど、確実になくすわよね」
朝霞「片方なくして、これからどうするんですか。米谷さん」
米谷「いやぁ、どうしようかなぁ。調べたら2015年頭に購入したみたいやから、そろそろ寿命かなぁとは思うんやけど、片方聞こえなくなるまでとも思うし…」
皋「新しいの買って、キャップだけ今のにつければいいじゃん」
米谷「そうすると、半永久的に片方だけ古いキャップを使い続けることになってしまうで?」
朝霞「いや、このシリコン製のやつ、そんなに劣化しないから大丈夫ですよ?」
安曇野「果枝つん案を受け入れられないのね、やーたんたら」
皋「ごめんね、米谷さん」
米谷「面倒くさい男でごめんな、ボーダーちゃん」
皋「イヤホンって言えばさ、センター試験のリスニング、友達が超大変だったって。耳の穴、小さくてイヤホンがポロポロ落ちるから手で押さえつつ聞き取りという」
安曇野「そうよねぇ。大体、センター試験の会場って、高校か大学でしょ。放送かラジカセでいいだろって思うけどね」
朝霞「公平を期すためらしいね」
米谷「……。センターのリスニング、最後らへん、『え、テーブルの上の水、飲んだの?あれ、シュリンプだよ‼』だったな」
安曇野「シュリンプ飲んじゃったのよね。当時、シュリンプってなんだっけと思ったけど、海老だったのね」
皋「海老だよ、海老‼」