権力は使うためにある。

ある日の診察室。
朝陽「あ、あの、望月先生」
昴耀「何ですか?」
朝陽「す、統ちゃんの弟のさ、栄くん?なんですけど…」
昴耀「統に負けず劣らずの美少年ですがそれが何か?」
朝陽「借りてもいいですか?」
昴耀「……」
朝陽「統ちゃんに続き、栄くんの美しさをスクリーンという大画面で堪能したいとは思いません!?」
昴耀「そういうこと、もう止めなさいって、マネージャーさんから言われてるんじゃなかったっけ?ねえ、朝陽ちゃん」
朝陽「大丈夫です。監督とはもうマブダチですから。私の審美眼を全面的に認めて下さっていて」
昴耀「で、何の役?」
朝陽「実の姉と弟で演じる、兄と妹役です」
昴耀「意味がよく解らないんですけど…?」
朝陽「幼少期の栄くんが無理やり女装されていた写真を拝見して、私は確信しました。これはいける。そうだ、栄くんに女装させよう!!と☆そして、統ちゃんには男装を」
昴耀「か、可愛いな。想像しただけで、胸が高鳴るぜ…。それと、次実が喜びそうW」
朝陽「決まりですね!!じゃ、岡野に電話しないとな」
本人の与り知らぬところで、映画出演決定☆