己の重さで、足しびれる。

安曇野「歩いてて、足しびれた。己の重さで」
米谷「……。うん…? でも、あずみん、短期間にめちゃくちゃ体重増加はしていないような…?」
安曇野「体重計が嘘をついているのか、老化現象なのか!? ただ、歩き慣れていないだけなのか!? 嘘だ、十年前なら、4~5時間歩いても、足の裏なんか痺れなかったよ‼ 何故、令和は、一時間で…!?」
朝霞「思ったんだけどさ、重力が局所的変わっていないのならば、落ちたのはあずみんの脚の筋力では? legのほうな。心臓に戻る血量より、重力のほうが勝ってしまったという…」
安曇野「それだ‼」指を指す。
朝霞「やっぱり、あずみんの病気は勝手に筋肉がつくタイプじゃなくて、年取ると人より筋肉落ちやすいタイプだと思うよ? だから、運動しようね☆」笑顔。
安曇野「あぁ~っ‼」頭を抱える。
米谷「というか、一時間立ってて、足の裏痺れるなら解るけど、一時間歩いてるのに、血が心臓まで戻らないとかヤバイな…」
朝霞「だから、筋肉が、人より落ちやすいってことですよ…」
安曇野「そんなやーたんだって、確実に筋肉は落ちてきてるからな‼」涙目。
米谷「あぁ、ごめん、あずみん‼」