就寝前に、恐い話を読む。

安曇野「うっかり、就寝前に、恐い話を読んでしまった…」
米谷「な、何故…!?」
皋「作品の中で、登場人物が恐い目にあっても、読者が恐いかどうかはまた別だからじゃない」
安曇野「うん。京極堂と渋谷サイキックリサーチのナルちゃんがいれば、どんな現場でも恐くはなさそうだけれど」
皋「この世に不思議なことは、なぁい‼ って言い切ってくれるし」
朝霞「あんな人になりたい…」
米谷「なりたいの…!?」
皋「何読んだの」
安曇野京極夏彦の『鬼景』という話が恐かった‼ ああいうのは、漫画やアニメより、小説のほうが恐いね‼ でも、せせの生まれ育ったところには、町にパン屋さんがないから、近所のパン屋は不味いというネタがよく解らなかったわ」
皋「えっ、パン屋って、訪問販売だよね!?」
安曇野「うちも昔はそうだったけれど、いつからか、来なくなったわね。採算とれなくなったのかしらん」
米谷「パン屋って、戦後、学校給食用に、全国に出来たんやないっけ…?」
朝霞「パン屋がない町もあるのさ」