インド式計算法を習得したい、なーくん。

夜込「なーくんって、理学部数学科を卒業したら、大学院では物理やるんだっけ?」
頷くなーくん。
夜込「計算苦手なのに」
鷺沼「お前、確か、大学受験の理科、生物と化学だったんだろ。高校からして物理履修してないよな?」
名寄「今、インド式計算法を勉強中です」真顔。
夜込「な、なーくん。大学院は数学専攻でいいんじゃないのかなぁ…!?」
名寄「僕、スーパーサイエンスハイスクール指定校出身なので、理科3科目授業ありましたけど…」とノートを見せる。
鷺沼「けど!?」
名寄「ずっと赤点だったので、受験に使わなかっただけですよ。ふふふ…」
夜込「なーくん!!」
鷺沼「理系の子は、己の苦手を論理的にやっつけたいという願望があるものなのだ。しかし、そこから!? そこからやって大学院間に合うのか!?」
名寄「えへへぇ…」