寒波inBON-CHI。

盆地というところは、季節に関わらず朝晩冷え込むものである。だから、日中だけしか出かけない僕には関係ないじゃん♪と思っていた。しかし、だ。寒波だ。寒波により一日中、気温が上がらない。ちくしょうめ。
やはり、盆地の寒さは、東北のそれとは違っているなぁと思うのだった。少なくとも、気温だけで見れば東北の真冬のほうが絶対的に低いわけである。「寒いなぁ」とちょっと思ってみても、冷静に温度を身体で測ってみるとそんなには低くない。しかしながら、「しばれる」状態ではない。全然、違っている。あったけぇ室内に入って、顔がりんごのごとく真っ赤になるようなこともない。東北では身体の芯から冷えていくのに対し、盆地では身体の表面から寒さが覆ってくるように感じる。うん。
地元にいた時は、降り積もって固くなった雪の道をズボズボいって歩いて帰ったりしたものだが、自販機のココア(あったか〜い)はどこを見ても売り切れていた。さすが、県内一の寒さを誇るところだこと!あれは、たぶん供給が間に合っていないのだ。どこもかしこも寒いしね☆
仙台ショックといえば、春には4月なのに女子高生が靴下を履いていることにビビり、冬なのに洗濯物を外に干していることに「ありえない!!」と驚愕した。というか、もう、仙台の時点で「暖かすぎておかしくなる」と思った。いつまでたっても、寒くならないから、もう何を着たら良いのかわからないと寮母さんに洩らしたくらいである。銀杏の黄色い葉っぱが散ったら真冬ですけど、そもそも銀杏並木がなかなか黄色くならないという。
そうか、そもそも雪があまり積もらないから瓦屋根のお家がちらほらあるんですね。←瓦屋根の一般家屋が珍しい。ていうか、冬につららができないなんてっ!!カルチャーショックだねぇ。
まぁ、仙台の冬で一番恐ろしいのは、数㎝の積雪なんですけどね☆毎年、坂道で転んで複雑骨折する方がいるらしいですよ。日があたらないところは、アイスバーンになってますからね。マジで、怖いんです。あれがなかったら、仙台は住みよいところなのになぁ。きっと平らなところは、家賃が高いんだろうなぁ…。永住するなら、平らなところって決めてるから。
以下、読了。
SOSの猿
SOSの猿
『重力ピエロ』と感じが似てた☆