遊々、粗忽者、柳家小さん師匠の目。

以下、読了。

遊々の粗忽者ぶりと女装も堂にいってきたこの頃。落語では、粗忽者と言えば、一大人気ジャンルですものね!! この表紙の遊々の目、粗忽者を演じているときの柳家小さん師匠にそっくりですよね!! もはや、伝統芸能の域に。
玄月は、無表情なのが素なんだよと、ずっと遊々が言ってきたが、本当にそれが素なのかと読者に示される衝撃の巻。確かにそう聞かされてきましたけども…。おおぅ。まぁ、今まで遊々の主観で語られてきたからなぁ。
だったら、あなたも宦官になれば? と酷いことを思う遊々。言わなかったけど。
「倒れる込む」は、「倒れ込む」の誤植でしょうね。

選管は、近所のマダムがつとめているので、普通に話しかけられて恐かった。←相貌失認の気があるので。
先日も、地元ロケの映画上映会にて、「市長が出てるよ」と主演男優が言っていたが、あとになって「うーん」と考えないと解らなかった。結構、特徴的な外見をしているのに。やっぱり、顔じゃなくて、役職とか場所とか服装とかで判断してるんだよな。映画の中の女の子も、服装と化粧が変わっていて誰だか解らなかった。
まぁ、でも、脳の病気というよりは、数学者にありがちな「私は私の覚えたいことしか覚えない」というシャーロック・ホームズスタイルですが。