地味に繋がる、三冊。

以下、読了。

江戸川乱歩の作中の証明とけた!! 嬉しい!!
数学の証明の「A→B」って、数学的に「A」と「B」が間違っていても成り立つのか…。プロペラのおもちゃを飛ばすシーンが、非常に切ない。『魍魎の匣』とアニメ「Vivy」を撹拌したような作品。まぁ、コロ助も考えたら仲間か。作中作のトリックと犯人は、「まぁ、そうでしょうね」といった感じで肩透かしを感じていたところ、初期の江戸川乱歩作品のようなどんでん返しでした。考えてみれば、これまでの館のからくりがほぼ江戸川乱歩作品のオマージュなんだよな。完全に中村青司が江戸川乱歩のファン。「証明」と「折り紙」の人が完全に同じこと言っています。で、多分、江戸川乱歩が解説していた数学の証明が、『数学的にとって証明とはなにか』に載っています。