親不知、紹介状、危険。

安曇野「あーあ、せせのお兄ちゃん、緊急搬送されないといいなぁ〜…」
米谷「どうした、あずみん兄…!?」
安曇野「今日、親不知、抜くんですって」
朝霞「場合によっては、血塗れになるというあれか…」
安曇野「せせのお兄ちゃん、近所の歯科診療所じゃ手に負えなくて、紹介状渡されたのよ。もうすでに危険でしょ?」
米谷「親不知、紹介状、危険‼」
朝霞「口の中で血が止まらないと、溺れそうだよね。嫌だなぁ〜…」
安曇野「せせが知り合ったオカルティック・オバチャンは、実際、歯科治療中に溺れたそうよ」
米谷「えっ、唾液吸われてるのに…!?」
安曇野「なんかこう前世が平安時代の人で、教科書にも載っているあの戦いで命を落としたみたいで溺れたのね。その時、頭のなかに数字が浮かんで、まさにその時だったみたいな…」
米谷「オカルティック・オバチャンやな…‼」