「恋はジョリジョリ、頭の中でループしてる」。

安曇野「どうしよう。恋はジョリジョリ、頭の中でループしてる」
皋「何それ」
安曇野「アニメよ」
美稲「アニメでやって、その後の『らららクラシック』がショパンの『幻想即興曲』やったな」
安曇野「ピアノ習ってもいないのに、頭の中でループするってすごいわよね」
美稲「え、安曇野さん、ピアノ弾けそうやのに」
安曇野「これね、指が細長いのは、たんに病気だからよ。筋肉ないだけ。音楽の授業で、生徒が順番に起立礼着席の和音弾かされたんだけど、ピアノの鍵盤重くてまじびっくりしたもん。筋肉弱いから、和音なんて弾けないの‼」
皋「不協和音になったんだね」
安曇野「そうよ、緊張してるとかじゃないの。筋力不足よ‼」