医師と歯科医は、折り合いつかない。

安曇野「あーあ、歯医者行く時間あると思う?」
米谷「時間作って、行きなさい。ね?」
皋「そんなまともなことを言うなんて、さすが年上だね‼」
美稲「さ、皋がいやみを‼」
米谷「えっ、いやみやったん!?」
皋「うん」
朝霞「医師と歯科医は、折り合いつかない」
安曇野「そう言えば、大学入学してすぐの介護施設訪問。めっちゃ、脅された。歯をみがけと、介護職員に脅された」
朝霞「歯を磨かないと、肺炎になったり、感染性心内膜炎になっちゃうぜって話? だから、お前ら、医者になるんだったら、己の歯くらいちゃんと磨きなって」
皋「私、ちぃちゃい頃、歯を磨かないと死ぬなんて、歯を磨かせたいがための大人の作り話だと信じてたのに、酷い‼」
米谷「え、な、何がどう酷いの? え、どっちが?」
朝霞「まぁ、でも、医者なんかやってたら、虫歯になるよな」
美稲「食事の時間不規則やし、噛まないし、歯みがきしないし」
安曇野「そうなの、当たり前なのよ‼ それなのに、歯医者行ったら、『え、お医者さんなのに虫歯ですか?(笑)』って‼」涙目。
朝霞「それを言われたくないがために、歯医者嫌いになるんだよな。医者って」
皋「虫歯菌さえなければ、歯を磨かなくてもいいのに‼」
米谷「肺炎になるで?」
皋「ああっ‼」