凄まじい、英文。

綾綺さん、黒板の前。
綾綺「Have you ever seen the chairs…」
高峰岸「凄まじい英文ですよね…」
綾綺「人の死体でできた椅子を見たことがありますか、か。あ、人間椅子か。江戸川乱歩
城「先生、ありますか?」
前橋「いや、椅子はないよ。なんか今年が江戸川乱歩没後50年で、アニメやってるんだってさ。安曇野さんという女の子が、トラックの運ちゃんに、水溜まりの水を浴びせられたという話のついでに書き残していった」
綾綺「何それ、可哀想‼ トラックの運ちゃん、人でなしやないですか!?」
城「最悪、水をかけられたとしても、クリーニング代として、数万円置いていったら許してやらんでもない」
高峰岸「うん、水を躊躇なく女の子にかけるようなやつだぞ。そんなことしないから」
綾綺「はあ、前橋教授なら、人間椅子見たことあるかなあと思ったのに」
前橋「僕が見たことあったら、それは確実にニュースになってるからね? 君たちが知らないということは、そういうことだよ?」
城「先生、医師免許持ってたら、作ってもいいんですよね?」
高峰岸「何を!? それ、確実に医師免許剥奪されるやつ‼」
前橋「ああ、どうだろね。過去に作った人はいるらしいけどね」
綾綺「映画のモデルになったやつですよね」
城「元の事件がきしょいから、映画もそうなのかと思いきや、そこまでってやつですよね」
高峰岸「お前は一体、あの映画に何を期待していたんだ」