驚愕の事実、城紗々の正体。

前橋さんの研究室。
前橋「あ、笹団子だ」
佐世保「あのですね、昨日、テレビでやってたんですけど、『笹は、神様の依り代』らしいですよ?」
前橋教授と高峰岸、お互い顔を見合わせ、城さんを見る。
前橋「城紗々って、そういう意味なの!?」
城「大体、そのような意味だそうです」
高峰岸「お前の父ちゃん、異常だな」
城「あ、でも、この場合、神様っていうのは、私の母のことで」
前橋「うん、だから、恐いねという話をしているんだよ?」笑顔。
佐世保「え、自分の愛した人が神様で、その娘が依り代だなんて素敵じゃあないですか」
高峰岸「全然、素敵じゃない‼ 良好な親子関係なら、母親が娘の鼓膜に穴あけたりしないもの‼」
城「でも、笹田さんだの、笹森さんだの、笹島さんだのいますよ? 彼らは、みな、神様のけんぞくなのですか?」
前橋「うん、あのね、君の父上がそういう意図を持って、名付けたということが問題でね?」
高峰岸「お前ら、ゴッホの例の話を知らんのか!? 死んだ人と同じ誕生日に生まれたからって、同じ名前付けられてその人として育てられたんだぞ!? 精神科の教科書読んだことないのか!?」
城「あぁ、だから、私、情緒不安定なのか…」納得。
※この事実を知り、恐ろしくて夜眠れなくなりました。城さんのパパ恐すぎ。
以下、読了。