「血管の話をされると、血管がウズウズするのだ」。

鷺沼「ぬあ〜っ」
名寄「何をうねうね、くねくねしながら本を読んでいるのですか」
鷺沼「血管の話をされると、血管がウズウズするのだ」
夜込「恵太くん、医学部じゃなくてよかったね」
名寄「数学に血管の話は出てきませんからね」とノートを見せる。
鷺沼「だって、名寄が『彼女が医学生のくせに、身体のこと何も知らない』とか言うんだもの。そこで、ウズウズ血管を我慢して勉強していたのだ」
名寄「何か解りましたか」
鷺沼「実は、ピアニストの指の動きは、神経の構造的にあり得ないらしい」
名寄「はあ、そうなのですか」
以下、読了。

面白くて眠れなくなる人体

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