プレゼントがかぶる、次実ちゃん。

美稲さん家、朝。
浜太朗「次実、メリークリスマス☆　はい、これ、プレゼント。夜は遅くなるからな。今のうちに渡しておくわ」
次実「あ、ありがと。はい、お兄ちゃん、クッキー」
浜太朗「わあ、クッキー☆」
次実「は、白衣…!!」
叶恵「ちょっと、浜太朗!!　お姉ちゃんも次実に白衣あげたんやけど、かぶってはるで!?」ぷんぷん。
浜太朗「ええ、白衣なら、着るからええやん」クッキー、もしゃもしゃ。
次実「これは、もしかして…」

お昼休み。
津慕美「次実ちゃん、メリークリスマス☆　はい、私の気持ちです」照れ。
次実「は、白衣…!?」
津慕美「ちょっといろいろ忙しくてねえ。刺繍はしたんだけど」
次実「あ、昴耀さん」
昴耀「次実、これ、プレゼント。愛してますよ、じゃ!!　仕事に戻ります」
次実「あ、昴耀さん、クッキー!!」
昴耀「ありがとうございます!!」
津慕美「次実ちゃん、何もらいはったん？」ドキドキ。
次実「は、白衣…!!　四着目!!」
津慕美「え、ええ…!?　そんなに、もらったの!?」
次実「……。いや、別にええんやけどな…」
以下、読了。

惡の華(9) (講談社コミックス)