人見知りの次実ちゃん。

次実「津慕美ちゃんがいつも隣にいてくれて、どれだけ助かったことか」
津慕美「ええ、ふふっ☆」照れてる。
菅沼「女の子同士の友情、素敵ですね。ははは」笑顔。
高峰岸「たとえば、たとえば?」
次実「授業中、解らんところがあったら、とりあえず、津慕美ちゃんのノートをのぞきましたね。まあ、そういう場合は、お互い解ってないんですけど」
高峰岸「う、ううん…」←やや、トラウマを思い出し中。
菅沼「友達ねえ。クラスに友達がいたら、僕もそんなんできたんですけどねえ」
津慕美「え、クラスに友達いなくてどうやって生きてきたんですか!? 大学なら、まだ解りますよ!?」
菅沼「い、いや、中学まではクラスに友達いたし…」
次実「ああ、あと、中学、高校、大学と文化祭には、津慕美ちゃんが代わりに食べ物買ってきてくれて」
津慕美「ああ、私、頼りにされてるんやな☆ って思って」
菅沼「そうして、明るい子になったのかあ…」遠い目。
次実「私、末っ子やし、愛されて育ったから、この依存性がどうも抜けへんくて…」ひっくひっくする。
津慕美「頼ってくれも、いいんだぜえ?」悪い人風に。
菅沼「いけません!! あなたたち、ふたりとも決まった人がいるんだから!! ちくしょう、いいなあ…」
前橋「ごめん。ごめんよ、菅沼くん。先生が、早く菅沼くんにお嫁さん候補を見つけてあげないから…」
城「お前ら、嫁の話ばっかりして!! 現実を見て!!」
高峰岸「もう、焼肉はいいのかい?」
前橋「だって、菅沼くんが焼肉パーティー拒否ったんだもの!! あの時の心の傷が!!」
次実「ていうか、もう、肉がないんやろ?」
城「そうです!!」