無効化の異名を誇る高峰岸。

城「ねえねえ、高峰岸さん。高峰岸さんの能力は無効化だけども、彼女はいつ無効化すんの!?」わくわく。
高峰岸「恐ろしいことを言うんじゃあないよ、城!!」冷や汗。
前橋「ああその件ね。大丈夫だよ。高峰岸くんの彼女の別所さんの親はJR職員だからね。JRのあるところでは、私鉄路線が無効化されるから」
菅沼「まあ、この土地柄で私鉄無効化はでかいですよね」
津慕美「前橋教授。私、中学はJR通学でしたので、近鉄通学の子と全く話が合いませんでした…」
前橋「僕も、学割の関係で、JR派だからなあ。高校生ん時、新幹線乗って快速乗って受験に来たもの。未だにその流れで」
菅沼「僕もJR派です。学割の関係で」
城「私は近鉄好きです」
高峰岸「別所さん、普通に会話に入ってきたね?」
津慕美「えっと、次実ちゃんに会いに来たついでに」
菅沼「彼氏なのに、友達に会いに来たついで…!?」
前橋「別所さん。お兄さん、外科病棟で泣いてたよ? 妹に男ができた。しかも、兄である自分より年上!! って」
津慕美「ええ、私が結婚したら部屋広くなって良くないですか?」
城「いや、家族と不仲の高峰岸のことだから、兄妹で二人暮らしのところに高峰岸自ら乗り込んでくるかもしれないぜ?」
菅沼「やりかねませんね…」
前橋「高峰岸くん、転職したら?」
高峰岸「余計なお世話です!!」
菅沼「別所さんのお兄さんは外科医なんですか…。となると、将来的に、給料の額が逆転する可能性が…」
津慕美「ええ…!? 次実ちゃんに約束しちゃったのに!! 私、イグノーベル賞取って、んで、子沢山母ちゃんになるんだって!!」
前橋「素敵な夢だ」いい笑顔。