七夕くんの成績、うなぎのぼり。

七夕「ああ、そうだ。栄、七夕のお父さまが栄に会いたいって」
栄「え、何で?」
七夕「栄のおかげで、七夕の成績がうなぎのぼりだからだ!! えっへん」勝ち誇った顔。
菜苗「へえ、そうなん?」
栄「あ、今の菜苗、叶恵伯母さんっぽい」
菜苗「えっ!?」
七夕「なんだ、菜苗め。自分のお母様に似てると言われて、そんなに嬉しいか。このお母さまっ子め」
栄「ああ、圭一さんは、第二子である菜苗と僕が同い年であるにも関わらず、僕のことばかり構いはるからな。菜苗に、嫌われてしまっているんや」
七夕「菜苗、圭一は七夕のおじいさまでもあるんだぜ? 大事にしてやれよ」
栄「わあ、菜苗、姪っ子にたしなめられてはる」
菜苗「姪っ子で、はとこだよ」
栄「ややこしいな」