高峰岸さんの嫁像。

※数年前。
前橋「高峰岸くん、お嫁さんはもらっておいたほうがいいよ? 独身の僕が言うのもあれだけど」
高峰岸「嫁なんて、どこにいるんすか?」
菅沼「ああ、高峰岸せんぱいって愛する人がいれば、なんだかんだいってがんばれるタイプですものね。まさしく、家族のために働いてるんだってタイプですよね」
城「ふっ、実家暮らしなのに、家族仲悪いもんね」
高峰岸「……」哀しそうな目。
前橋「先生、何故か、結婚相手探しを相談されることが多くってね。どんなお嫁さんがいい?」
高峰岸「教授!!」嬉し泣き。
城「相手にだって、結婚相手を選ぶ権利はあるんだぜ?」
菅沼「まあ、それは御両人が実際に対面してから先のことですから」
高峰岸「なんか、城以外の人がオレに優しい!!」
前橋「先生はこれでも、ちょっとあれな人の味方だよ?」
菅沼「解ってるけど、言わないで下さい…。解ってるからこそ、言わないで下さい」
城「そんなことでいちいち落ち込んでどうするんだ、菅沼くん!!」
前橋「ごめんね、菅沼くん。年齢的に、先に高峰岸くんのお嫁さんを見つけてあげないと」
菅沼「僕の嫁は!?」
前橋「しばし待て!!」
以下、読了。