菅沼くんの確定しない診断。

菅沼「うう〜ん…」
高峰岸「いつものように、よく悩む子だな。菅沼は」
城「何、読んでるの? おもしろい?」
前橋「医学書なんか読んでる!!」
菅沼「え、だって、僕、医者ですよ?」
城「はっ、私も医者だった!! 前橋先生が医者なのは当たり前として、高峰岸さんすら医者!!」
高峰岸「君たちは、一体、どういう思考回路をしているのかね?」
菅沼「例の素敵番組にて、出てきた某難病指定の病気が自分にも当てはまっているような気はするのですが、それは難病というまでではなく、軽症の難病なのです」
高峰岸「ええ〜…。うん?」リアクションに困る。
城「じゃあ、それ、ただの気のせいじゃない?」
菅沼「気のせい!!」
前橋「菅沼くんや。病は気からというものだよ。だから、自分が病気ではないと思えば、それはたぶんそういうことになってしまうのだよ」
菅沼「いやあ、現象としては実際に起こっているわけでして。それをなかったことにするのは、いかがなものなのでしょうか?」
高峰岸「認めたほうが幸せか、認めないほうが幸せかってことじゃないか?」
城「なかなか哲学的な話になってきたなあ」
以下、読了。

法医学者、死者と語る?解剖室で聴く 異状死体、最期の声?

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