柳さんと語る米谷さん。

米谷「オレ、もう三十路で今から研修医をやり遂げる自信がないんです…」
美稲「あれ、悩み事相談…?」
皋「しっ! 美稲は黙ってて」
美稲「ええ〜? せっかく、神戸、来たのに!!」
柳「そうね。でも、それは、あなたが高校を出てすぐに医学部に進んだとしても同じことを思ったとは思わない?」
米谷「そうですね。初めて挑戦することは恐ろしいです」
柳「うん。答えはもうあなたの中にあるようね。あなたなら大丈夫だわ」
安曇野「神!! 神が居る!!」
皋「みんな、柳さんにベタ惚れだね。私も好きだけど!!」
美稲「もう飲もう!! はい、これ、買ってきたお酒です!!」
柳「ええ、やったあ☆ 広海さんには内緒で飲んじゃお☆」
うるさくて起きてくる水鶏。
水鶏「うるさい…」
柳「はい、これ、お酒!! いちばん、アルコール低いやつ!!」
水鶏「吐きますよ…?」
柳「母さんの手作り野菜ジュースとどっちがいいの? 今、これを飲みきれば、明日の朝のジュースは半分になるわよ?」
水鶏「……」沈思黙考。飲む。
美稲「そんなにまずいんか!!」
皋「相当、まずいよ!!」
安曇野「くなたんに苦手なお酒を飲ませるほどのまずさ!! 逆に、気になる!!」
以下、組み立て。3個目。