五色豆は平気ななーくん。

鷺沼「原色と言えば、五色豆の色も原色だ」
鶫「ああ、もとにしたほうはね。お寺にある布の色だ」
名寄「でも、五色豆は素敵な色合いじゃあないですか。さすが、京都名物なだけあります。昔、頑張って、京都駅で観光客に売ってたんだそうですよ。食べたことはありませんが」とノートを見せる。
鷺沼「食べたことないくせに、語るなあ…」
名寄「KBS京都が心の友です」
鶫「おばけっぽいやついるよね!! で、あの物体がラップで京都の通り名前歌ってるCD出してた☆」
鷺沼「うん、カオスだね。鶫ちゃん。ああ…。そっか、お前、石畳見たいって言ってたもんな」
鶫「しかし、なーくんは固有名詞は覚えない人なんだね。さすがに、五色豆は覚えてたけども」
鷺沼「ふっ。数学を教えている教授の中には、自分の研究室の場所以外、記憶していない強者の教授がいるんだぜ。しかも、その教授は自宅の電話番号をそらで言えない」
名寄「無駄な記憶を排除してるんですよ」とノートを見せる。
鶫「ふうん」