なーくんの子供時代。

鶫「なーくんて、頭良さそうなとこの学ランが似合う感じだよね!!」
鷺沼「どういうこと?」
鶫「一般的な学ランは、公立中学、高校で着られてるやつだよ。なーくんは、高そうな生地のおしゃれなやつが似合うねということ」
名寄「制服、そんなんです」とノートを見せる。
鷺沼「合ってた!!」
名寄「僕の小学生の頃からの夢は、スーパーサイエンスハイスクールに指定されている進学校の理数科に入学することでしたからね」
鷺沼「小学生のくせに、くそ生意気な」
鶫「小学生からの夢が叶ったんだね!!」
名寄「はい。念願叶って、中高一貫の学校に入ったのです。で、中学一年生の担任が、数学教師で、嬉しくなっていろいろ数学のことを聞きまくったんですね。そしたら、いつの間にか、精神を病みまして」とノートを見せる。
鷺沼「担任を潰すな!!」
名寄「えー、だって、大学卒業したてですよ。学問的な会話が楽しめると思うじゃあないですか。それに、新卒でみんなと歳も近いし、お兄さんだと思って、何でも聞いていいよって言うから」
鷺沼「だからって、相手の顔色くらいうかがえ!! 今だって、教授が涙目でお前のこと見てるぞ!!」
名寄「え、そうなんですか!?」びっくりする。
以下、読了。