高校時代のジャージ。

果南「城先輩、部活行きましょう!!」
高峰岸「お前、まだ部活とかやってんの? 大学院生なのに?」
菅沼「だって、ふたりしかいないんですよ」
城「そうだ、ふたりしかいなんだ」
前橋「良かったね、ふたりになって!!」
菅沼「あ、でも、城せんぱいが研修医やってたときありましたよね」
城「そのときは、休部状態だ!!」
前橋「しかし、普通に研究室まで来るようになったなあ」
果南「高校時代のジャージを着て、やる気満々ですよ!!」
高峰岸「何故、高校ジャージ…?」
前橋「城さんのお父さんに頼めば、部活ジャージくらい作ってくれるんじゃないの?」
城「だって、私、すぐ大学院卒業するじゃあないですか」
菅沼「じゃあ、またひとりぼっちなぎなた部じゃないですか」
高峰岸「しかし、高校ジャージ…。とても嫌な思い出の数々が蘇ってくる…」
菅沼「あれ、球技大会ってなんなんすか。試験のあとに、球技大会があるって、意味わかんないんですけど。べつに、ボールと友達じゃないし。ていうか、敵だし」
前橋「おお、ふたりが荒れてきたぞ」