あの本とは知り合い。

菅沼「興味ねえのに、ベストセラーを買って読まずにはいられないこの切なる気持ち!! 理解できますか?」
前橋「唐突だね☆」
城「お、私が、本を借りてきたからかい?」
前橋「ちなみに、前に決めた日課、みんなやってるの?」
高峰岸「あった!! 確かに、そんなことを何日もうだうだしながらも決めきった記憶があります!!」
前橋「高峰岸くんは、やってないと」
城「ちょっと前に決めたことも忘れてんだから、現役で医学部になんか合格するわけないよね☆」
高峰岸「くそう、現実逃避のために、『提出期限、来週かあ。課題の存在自体、忘れちゃうよな』というのを口走っていたら、現実になってしまうというあれ!!」
菅沼「成績悪い人って、単に勉強時間が足りていないことって多いにあると思うんですよ」
高峰岸「解ってるよ!!」
城「阿呆の子は、勘違いしているだろうけども、『やる気が出るから、勉強する』のではなくて、『勉強するから、成績アップして、やる気が出る』のよ?」
高峰岸「正論は時に人を傷付けるんだ…」涙。
佐世保「あのう、お話が続くようでしたら、私、冷蔵庫チェックでもしていようと思うのですか、よろしいですか?」
菅沼「存在、忘れてた!!」
前橋「ああ、某女子学生の存在を認めたくないと願っていたら、本当に認識できなくなったという」
城「高峰岸さん方式!!」