タキオンにわくわくする菅沼くん。

菅沼「前橋教授、タキオンってあると思います?」
前橋「何、未来行きたいの? 菅沼くん」
菅沼「え、そんな…」
高峰岸「何故、照れる…!?」
城「未来なんて、きっと良いことないぜ。世界的には人口爆発なのに、日本はこのままじゃあどんどん人口が減少していくだろ。必然的に、日本経済が」
高峰岸「暗い話、してんじゃねえよ!!」
前橋「まあ、人口減少は悪い面ばっかりじゃないよねとの説を唱える先生もいるけどね」
城「しかし、現実的にはいろいろありますぜ。それは、やはり、かなり未来の話じゃないですか」
菅沼「前橋教授、無限大の紐って、どんなんなんでしょうか」
前橋「そりゃあ、無限大の紐だよ。多分、地球には置けないよね」
城「それはそうと、物理ブームなの、菅沼くん? さすが、理系男子!!」
菅沼「物理、楽しいです♪」笑顔。
高峰岸「物理は、地獄であった…」
城「高峰岸さん、計算苦手そうだよね」
高峰岸「数学が出来ないから、貴様は生物選択だと自分で選択する前に担任から選択されれた…」
城「まあ、別に物理も使うけどね。大学、入ったら」
前橋「そうなんだよ。だから、高校で逃げても仕方ないんだよ」
高峰岸「高校時代になんとかできなかったことが人生における数々の汚点の元凶ですね。いつまでも追ってくる苦手…」
以下、読了。

怠け数学者の記 (岩波現代文庫)

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