みんなで高峰岸くんのいいところをさがそう3。

前橋「高峰岸くんはね、すっごく気を遣っている人なんだ」
高峰岸「き、教授…!!」
城「え、どこらへん…?」
前橋「まず、キャラを立てるために、髪を伸ばしている」
菅沼「え、それ、そういうことなんですか…?」
高峰岸「この世界の神が、オレに髪の毛を伸ばせとお達しをだな…」
城「言ってることが、怖いんですけど」
前橋「先生なんか、何故か小説版の表現と実際の眼鏡のフレームの色と瞳の色が逆転しちゃってるんだ。ま、僕は別にどっちでもいいんだけど☆」
菅沼「何言ってるんですか、本当に」
前橋「で、肌の白い男が、長髪だとなんか嫌だろう。高峰岸くんは、肌を焼くために、寺巡りをしているのだ。何せ、ここは京都だ。山ほど、寺がある。というか、山にも寺がある!!」
菅沼「そ、そんな意味があったとは!!」
高峰岸「でも、信じてくれ。本当に、今ではお寺さんが大好きなんだよ!!」
城「そういう設定ね」
高峰岸「違う、それ、設定違うから!!」
前橋「ついでに、高峰岸くんにはジーンズがすごく似合いそうなのに、あえてのチノパン派なのも、『ジーパン』というあだ名をつけられるのが嫌だからという心憎い気遣いがあるんだ」
菅沼「それって、『気遣い』なんですか?」
高峰岸「だって、お寺さんに行くのに、作業着は失礼だろう!!」
城「あー、うん、まあね。女性だと、肌の露出は控えめにしましょうとか、裸足は駄目だよという暗黙のルールはあるもんね」
前橋「たまに、山ん中なのに、思い切りハイヒールで寺社仏閣に参っている若い女性を見かけるよね。本当、根性あると思うよ」
城「何故、あえてそんな辛い靴を…。あ、自分を鍛えるため?」