圭一、怒りをぶつけられる。

精神科医局。
綾綺「ああ、ごぼう食べたい・・・。お母さまのごぼうサラダが食べたい・・・」
昴耀「綾綺先生も、ごぼうがお好きなんですか? 私も好きなんですよ」
綾綺「ごぼうは、おいしい。うん」
浜太朗「ごぼうって、そんなに言うほどおいしいですかね・・・?」
昴耀「うるさい、浜太朗!! オーベンが美味いと言ったら、それは美味いんだ!!」
浜太朗「ええ、そんな・・・!!」
昴耀「ああ、でも、綾綺先生がそんなにごぼう好きだと知っていたら、夕食に誘わずともおすそわけくらいできたのになあ。ごぼうまつり、相当、楽しかったですよ」
綾綺「ええ、何その魅惑のまつり・・・!?」
浜太朗「ああ、それなら、叶恵姉ちゃんもうらやましがってはったなあ・・・」
綾綺「何!? 叶恵くんが知ったはるってことは、イコール圭一くんもってことやないか!!」
昴耀「ああ、そうなりますね。圭一さんにも、その話しましたし」
綾綺、圭一に電話をかける。
綾綺「ちっ、留守電か・・・」



綾綺『圭一くんのばーか、ばーか!! もう、愛人関係なんてやめてやるっ!!』
圭一「・・・・・・」
綾綺からの留守電を聞いてへこむ圭一。
圭一「なんで、なんで私は綾綺さんから怒られたのだろう・・・?」ぐすん。