疑惑の圭一。

精神科医局。
昴耀「え、てか、今、愛人がどうのこうのって・・・？」
浜太朗「ね、姉ちゃんの旦那さんが・・・」
綾綺「うん？　圭一くんならな、竹乃進の家の養子になって、まあ一年後くらいかな？　それから、ずっと僕の愛人や」
浜太朗「そ、それは中国語の『愛人』ではなくて・・・？」
昴耀「いや、『妻』って、むしろそっちのほうが問題だろう」
綾綺「いやな、圭一くんが京都に来たのは、まだランドセルの似合う、それはもう可愛らしい小学生の頃でなあ。当時、僕と竹乃進は高校生で、事実上の恋人みたいなもんやったんやけど、ゲジゲジの圭一くんが横から僕の竹乃進を奪っていったんや」
昴耀と浜太朗ドン引き☆

谷地昇研究室。
昴耀「次実、聞いて下さい！　圭一さんの悪行を!!　あの人、あんなさわやかなふりして、小学生の頃に、養子になった先のお兄さんと!!」
次実「ふん、やっぱりな。せやから、私は初めて会った日からあの人のことは信用してこなかったんや」

上田「愛人・・・。愛人って何の話しだろうか。京終・・・？」
京終「おそらく、上田先輩には、一生、縁のない話でしょうね。だから、自分の研究に集中してくださいね？じゃなくても、次実さんから『仕事ができない』って言われてるんですから☆」
上田「京終、おまえ・・・」
谷地「上田、仕事しろ」
上田「はい、教授・・・」
以下、読了。

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