よくわからない感じ。

子供の頃から抱えている「よくわからない」感じは一体どうしたら解決できるのだろうか。
感じとしては、太宰治が「人間失格」で書いていた、何で決まった時間に飯を食うのかこれは何かの儀式なのかみたいな感じかなあ。失感情とはまた違うのだけれど、自分の感情も周りの人が思っているということが今以上によくわからなかったんだよなあ。たとえば、こちらは良かれと思って行動しているのに、向こうが突然怒りだしたようにしか見えなくて大変恐ろしい思いをする。怖い人だからと萎縮してつきあうようになってしまう。
自分ではありえないくらいに気持ちの悪いことや恐ろしいことが周りの人には普通のことで、それだけでもう他人とは解り合えないということもあっての絶対的な孤独感を抱えざるを得ないんだよ。そして、やはり人に興味がないんだよな。だから、どうして好きでもない人と仲良くしなきゃならないのかが感覚として理解できない。
だから、とても困難なことではあるのだけれど、九割くらいは僕のことを理解できる人を求め続けている。