「教授には美男を」力説。

城「先生、前から思っていたんですけど、もしかして顔ですか?うちの研究室の教授はまさか顔の良さで選ばれているのですか?」
高峰岸「そ、そんなわけないだろう…」
菅沼「ああ、だったら、高峰岸せんぱいって…」可哀そうな目でせんぱいを見る。
前橋「やだなあ、それこそ差別になっちゃうだろ?まあ、一応、うちの方針としてはコミュニケーションは偏差値45くらいまでは可としておいて…」
菅沼「平均以下…!?」
前橋「で、解剖スキルはまあ最低60以上」
城「まあ、さすがに解剖できないのに教授はないですよね」
前橋「顔は60後半から」
高峰岸「あの、顔って必要なんですか!?別に不細工でも教授職はできると思いますが!?」
城「え〜、でも、子供でも不細工な先生の言うことは聞かないくせにイケメンだったり美女な先生の言うことはよく聞くよ?」
高峰岸「そんな現実的なことを言うな!!」涙目。
前橋「いやね、高峰岸くん。うちはどんだけ勤続年数重ねるんだよ!?って有名なところだからね、つまりは、ずっと教授が変わらないわけだよ。それが、大学院生ならまだいいんだよ。別に自分でこの教授のもとで学びたい、って入ってくるわけだから」
菅沼「と言いますと…?」
城「あ〜、初めての解剖かぁ…」
前橋「そうだよ。多くの医学生が初めて医学生としての自覚を持ち始めるというそんな人生においても大切な日々に不細工な教授がいてみてごらん?」
城「半年も、不細工な人とつきあうなんて考えられない…!!」
高峰岸「いや、もう、なんかいいです。次期教授は菅沼恵太くんでいいです」
城「私も、そう思う!!」
前橋「ふふ、僕も☆」
菅沼「え、結局、そこにいきつくんですか?」
城「人生の先輩をなめちゃあいけないぜ!!」
菅沼「うう…」