前橋教授伝授恋愛必勝法。

※続いていたらしい。
城「あー、いいなー、いいなー。こんな美しい方がいつも傍らにいてくれたらば、それは赤信号が続いたくらいのことがあっても泣いたりしないのに!!」
前橋「……。それはちょっと情緒不安定が過ぎるよ?心療内科とか行ったほうがいいよ?」
城「大丈夫ですーW私、小学生の頃から小児精神科に通ってますから☆」
前橋「ああ、そう」
城「この幸くんの奥さんってどんな方なんですか?この怯える小鹿のような男の子が異性に興味を持つとは考えられないんですけど」
前橋「ああ、うん、僕も幸くんは結婚とかしない子だと思ってたからなあ。ホント、驚いたよ。うんとね、まず、出会いだけどね、『真っ白い雪が降り積もる中、寝てた子がいたから仕方なく拾ってきた』とかなんとか」
城「え、ええ…!?それってどっかの盆地の話ですよね!?死にますよ、普通死にますよ!?真冬の盆地なんかで寝てたら!!」
前橋「まあ、恐らく、寝てた時間が短かったんだろうね」
城「あう、私、できるかな…?真冬の盆地で寝る…」
前橋「真似したらダメだよ?城さん?でね、その女の子は小雪ちゃんっていうんだけど、ホントにこの子が可愛くてねー。幸くん曰く『いつまで経っても少女のまま』なんだよ」
城「え、何そのときめくキーワードは!?」
前橋「ふふふ、みつあみしてセーラー服でホントに可愛かったなぁ〜☆小雪ちゃんは大の京都好きで、京都中の神社を一緒に回ったよ」
城「くっ、私だって可愛いって先生から言われたいのに!!」
前橋「つまりだよ、城さんの目指すべき理想の女の子像は小雪ちゃんのような『永遠の少女』じゃあないかってことだよ!!」
城「なるほど、そういうことですか!!」



高峰岸「あいつら、マジでうるさいな」
菅沼「同意です」
おわり?