積もる話でも、語ろうぜ。

狩野「ほら、望月、ビール」冷蔵庫から取り出し、持って来る。
昴耀「あ、ありがとうございます…」受け取り、ぺこり☆
狩野「そういやさぁ…」
昴耀「はい?」
狩野「渡季とは、どこまでいってたんだ?」
昴耀「か、狩野先生って、そういうとこ変わらないですよね…(汗)」超ドキドキしてる♪
狩野「ん?何のことだか、さっぱりだ」
昴耀「うー」しかめっ面をする。
狩野「ほら、あれだよ」人差し指を立てる。「ちゅーくらいしたのか?ちゅー。高校生だもんなぁ。そんくらい、するよなぁ」続けて、高笑いをする。
ものすごーく、頬を染めて昴耀が頷く。狩野先生が、ビールを噴き出す。
昴耀「何ですか!自分から聞いたくせに!ちょっと、本当に大丈夫ですか!?」
首にかけていたタオルで豪快に顔を拭く狩野先生。
狩野「いや、まさか、本当にしてたとは夢にも思わなくてだな…」
昴耀「ショックですか…?」
狩野「だって、あの頃は間違いなく、望月と渡季が付き合っていたわけで…」
昴耀「泣かないで下さいよぉ…?」
狩野「あー、でも、本当に本当なんだぁ…」笑顔がひきつっている(笑)。
昴耀「でも、どうせ、ファーストキスは狩野先生なんでしょう?」
狩野「俺のと、望月のは渡季だろうけど…。渡季のは、どっちなんだか…。一応、義務教育中は駄目だろうということで、我慢していたんだ」
昴耀「狩野先生、鴨井さん以外の女の子と付き合ったことないんですかっ!?」
狩野「ひとつ言わせてくれ。俺はロリコンではないんだ」
昴耀「私に、目をかけてくれていた時点で、何故か、ロリコン呼ばわりはされてたみたいですけどね☆」
狩野「何それ、何その情報!?」
昴耀「鴨井さん情報です☆」にこぉーっ。
…つづく?



エアコンのリモコンが旅立って久しい…。気持ちの分だけ、エアコンをつけたいのに。