正しいハロウィーンの姿、夏目君。

皋「ハロウィーンパーティーした?」
朝霞「しないしない」手を振る。
安曇野「やーたんは、してそう…」
米谷「えっ、しないの…!?」びっくり。
安曇野「やっぱり…‼」
米谷「家族ぐるみのお付き合いで、外国の方と…」照れて、目をそらす。
安曇野「なんか大人になってから、アメリカ人の成人男性に、膝の上に乗せられている写真をもらったわ。全然なんのイベントだか解らない‼」
皋「なんか、交流会だったのかな…?」
安曇野「二十年以上前の写真を今更渡されてもねぇ…?」
皋「ハロウィーンかぁ、もう、なんか日本のは日本の祭と化してるから、それはそれとしてみたいな雰囲気になりつつあるよね?」
朝霞「だな」
安曇野「でも、正しいハロウィーンの姿は、『夏目友人帳』の夏目君よ!? あ、違います、オレ、人の子じゃないですよっていうあれ‼」
皋「あぁ、そういうことだったっけ…?」
安曇野「だから、夏目君は、年中、ハロウィーン‼」
朝霞「まぁ、意味的には、間違ってないか…」