柘植櫛掃除するよ、綾綺さん。

精神科医局。
安曇野「柘植櫛のお手入れですか、綾綺先生。眉間にしわが寄っていますよ?」
綾綺「これな、めちゃくちゃ面倒くさいで? しかも、つまようじでごみ取っても結構少し残るしな」
安曇野「なんかたこ糸でお掃除する人もいるそうですね」
綾綺「……。たこ糸って、他に何に使うんやろな?」
望月「たこあげですかね?」
綾綺「今時の空は、狭いしな。たこあげもなかなかな…」
安曇野「なんか工作で使った気がします‼」
綾綺「……。糸電話?」
望月「いいですね。糸電話作って、電話できる相手がいるって」
綾綺「いやいや、いくら某世界遺産の中で暮らしてはったからって、小学校に他の児童くらい居るやろ」
望月「……。あれ、いたのかな?」
安曇野「少年時代の闇が‼」