「安曇野さんの私服って、結構、コンサバやな」。


浜太朗「あれやな、安曇野さんの私服って、結構、コンサバやな」
皋「……」
安曇野「うん」こくん。
米谷「い、いいの…!?」
安曇野「せせ、ジャージとスーツしか持ってない人に何か言われても傷つかない」
米谷「み、美稲くん…」
浜太朗「せやかて、進学校通ってて、テニス部で生徒会活動なんかしてたらもう、私服なんかよういらんから!!」涙目。
皋「いや、確かに、制服があったらそうだけれど、何故、スーツ…?」
安曇野「学校以外の用事が、全て、スーツコードなだけよ。お金持ちなのね…」
浜太朗「普段、ジャージばっかりやから、たまにはきちんとしろと、家の女性たちから」
米谷「まあ、それも、両極端やけど…。君、錦市場行くのにも、スーツなん!?」
浜太朗「錦市場は、まあ、行きますけど、制服でしたね」
皋「美稲、土日も学校行ってるタイプだもんね。テニス部やってたら」
安曇野「ジャージとスーツねえ…」