「菅沼が、で説明される」

菅沼「そう言えば、高校時代、世界史の時間によく菅沼が、で説明された」
前橋「うーん、カノッサの屈辱?」
高峰岸「カノッサって何? 人名?」
菅沼「カノッサは地名です」
城「世界史って、まず人名なのかなんなのかよく解らない」
前橋「大丈夫。世界史習い始めの高校生、みんなそうだから」
高峰岸「で、カノッサの屈辱って、なんなんですか?」
前橋「まぁ、きっと菅沼くんが教皇だな。キリスト教破門されて皇帝の座からも追われた哀れな男がボロボロの服で雪の中、数名の部下やら家族と一緒に泣きながら謝ったという」
城「あぁ、破門って、要するに、お前は地獄行きってことですね。私、ミッション系の学校出身でしたから☆」
高峰岸「菅沼だ」
菅沼「ちょっと、人聞きの悪いこと言わないで下さいよ!! ちょっと己の信念に逆らうことされたからって、地獄には落としませんよ」
前橋「そうそう、菅沼くんは思っているだけで、なかなか発言や実行はしないから」