「何でよ、同級生でしょ?」

久理ちゃんの病室。久理と叶恵が女性誌を見ている。
久理「ああ、こういうキラキラしたの、叶恵ちゃんによく似合うわよね。ね、圭一?」
圭一「ああ、そうですね…。て、高ッ!! 何これ、高くない!?」
叶恵「ダイヤモンドは次実の誕生石やから☆」真顔。
久理「ねえ~?」
圭一「叶恵さんのは、ダイヤモンドじゃあないはずでは…?」
久理「叶恵ちゃんのは、キラキラしてるのがいいの!! そう、叶恵ちゃんの美しさに負けないように!!」
叶恵「久理ちゃんのは、大きいのが1個がいい。それか、革のアクセサリー」
久理「圭一、私、革のバッグが欲しいわ。ほら、誓子が大きくなっても使えるような上等なの!!」
圭一「いくら使わせる気なんですか…?」
久理「大丈夫よ、2人合わせて10万円には届かないから!!」
圭一「ええと、叶恵さんは関係ないですよね…?」
久理「何でよ、同級生でしょ?」
叶恵「うん」こくん。
圭一「え、ええ…!?」衝撃。