すてき数学本を贈る次実ちゃん。
小児科。
次実「お姉ちゃん、これ、お弁当」
叶恵「あ、次実!!」
安曇野「妹まで美人!!」
皋「せせらぎちゃん、少し落ち着いて」
叶恵「なあ、そう言えば、今、精神科で浜太朗と昴耀くんが一緒に研修中なんやて?」
次実「うん。奇跡的に。悪いほうの意味やけど」
叶恵「普通、研修医の一年目と二年目やったら、そんなにかちあわへんはずなのにな。珍しいこともあったもんやなあ」
次実「うん、それで、お互いにイライラしてはるやろうから、昴耀さんの喜びそうな物買うてきた」
叶恵「浜太朗には、何もないん?」
次実「うん? 思った以上に、昴耀さんへのプレゼントが高かったから、お兄ちゃんには別にええかてなって」
叶恵「まあ、別によういらんか。で、昴耀くんには何を?」
次実「これ。昴耀さんが新聞広告見て、興奮してはったから」
- 作者: 星野華水
- 出版社/メーカー: 数研出版
- 発売日: 2013/04/12
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次実「幾何学はセンスないとできへんのやて」