憤るほあら。

ほあら「お父さん、ほあらは恋愛対象じゃないの!?」
計人「ええ、まさかの愛娘から愛の告白!?」
日示理「バカじゃないの」
計人「そんな、日示理ちゃん!! 愛する夫に対する言動がそれかい、冷たいなあ…」
ほあら「あいつだよ、あいつ。『ほあらのこと、好きなんじゃないのー?』ってからかったら、『ふざんけんな、てめえみたいな小学生には興味ないんだよ』って本気で怒られた…。ほあらだって、花も恥じらう女子高校生だというのに…」
計人「あの、ほあらちゃん…? もしかして、ほあらちゃんは本当にその子のこと、好きなんじゃ…」
日示理「気にすんなって。いつかは嫁に行くんだから。遅いか早いかってだけの問題だよ」
計人「ほあらは、お嫁さんになんかならないよ!!」涙目。
ほあら「まあ、気にいった人が見つかったらするだけだから。逆を言えば、気にいった人が見つからなかったら、ほあらは結婚しないから。ね、だから、安心して。お父さん!!」
計人「だから、ほあらちゃん、気になってる子、いるじゃん!! 何これ、新手のいやがせ!?」