存在感のある未知さん。

美稲「ああ、朝霞…。あんなに好き嫌いだらけで、何故、あそこまで大きく育ちはったんやろか」
皋「朝霞はね、お母さん特製のとってもまずい野菜ジュースを飲まされて育ったんだって!!」
美稲「まずくてもええ。柳さん特製の野菜ジュース。是非、飲みたい!!」
朝霞「何、そんなに飲みたかった!? 今度、母さん来たら、美稲の分も作ってもらおっか?」
安曇野「くなたん、おかえりなさい。どうだった、前橋教授との挙式は?」
朝霞「やだなあ、あずみん。僕には、もう決まった人がいるんだ。冗談でもそんなこと言われたら、彼女が怒っちゃうよ」
安曇野「ごめんなさい。そうとは知らずに」
皋「え、朝霞、いつの間に…!?」
朝霞「え、幼馴染の子だけど」
美稲「ああ、あの鶏肉料理ばっかりを執拗に朝霞に食わせたがるというあの子か!!」
朝霞「そうなんだよ、未知はそうやって僕で遊んではひとりほくそ笑んでいるんだ」
皋「ラブラブなんだね!!」
安曇野「ふーん、そうなんだ…」