菅沼くんの可愛いところ。

前橋「菅沼くんはねえ、泣きごとを言ってるときがいちばん可愛いよ。守ってあげたくなるよ!! 何あの泣き顔の似合う男の子は!! 的な」
城「私も、激しく同意します!!」
高峰岸「……」
菅沼「そんなこと言って、ふたりとも何にもしてくれないじゃあないですか」
前橋「お望みならば、僕はこれから菅沼くんの理想の教授になって見せるよ!!」
城「たとえば、町屋に住んでそうとか言われたら住むんですか?」
前橋「引っ越すよ!! ていうか、もう買い取るよ!!」
高峰岸「あんな住みにくいところに…」
城「ああ、高峰岸さんの母上の実家が町屋なんだっけ…」
前橋「第一、僕は基本的に形から入るタイプだからね!! そういうところがテンション高めなんだ」
菅沼「ああ、城せんぱいもそんな匂いがします…」
城「むしろ、形から入らなくて、何から入るの!? そもそも『型破り』というのは、型があってはじめてそれを壊すのであって、型を持たないのは『型なし』と言うのよ。なんか偉い人が言ってた!!」
高峰岸「オレ、はじめて城が良いこと言ってるの聞いた」
菅沼「そんな本当のことを!!」