統の理想の将来像2。

統「ああ、でも、病院とか薬局とかに勤めるの嫌なあ…。お母さんもそういん苦手やったから、最初から研究に行かはったし…」
朝陽「自分で、薬局開いたらええんと違うんやないやろか」
九原「薬局開けってよく簡単に言えるね」
朝陽「もちろん、金はうちが出す。よしんば客が来なくても、朝陽がお兄ちゃんに処方箋を書かせまくって黒字になるようにする」
九原「それ、意味なぐねえが…?」←思わずなまるお兄ちゃん。
朝陽「統ちゃんはあ、大自然の中に住んでそうな感じやな!! あ、『ブラック・ジャック』の家みたいな断崖絶壁に薬局を作って」
九原「どんだけ、わに処方箋ば書がせる気なんだ…?」
統「んー、それなら、旦那さんと子供も一緒に住みたいなあ」
朝陽「あ、例の『黒髪眼鏡の精神科医』っていう条件? まあ、実際に選ぶ段になったら、そんなん気にせんでもええとは思うけど」
統「うん、それは私もそう思う。でも、誰を連れて行ってもお父さんは納得しなさそうで…」
九原「あの、作文の話だよね…?」
朝陽「いや、今から将来設計は必要や!! 小学生やから言うてのんべんだらりと過ごすわけにはいかんのや」