ごはん大好き、前橋教授☆

前橋「じゃ、僕は日本酒でも飲むけど、菅沼くんはカクテルでいいかな？　さくらんぼとかで」
高峰岸「豆腐屋でカクテルなんか出てくるわけないでしょう!?」
城「はあ、そうか。高峰岸さんは前橋教授とのお食事デートの経験が少ないから知らないんだな」
菅沼「前橋教授は、学生時代、松本先生との一日一回は一生に食事をとるという制約があったので、もう京都中のお店が顔パスになって、結果、やりたい放題できるんですよ。京都のお店ってこういうところがいいですよね!!」
前橋「ふふふー。まあ、僕の顔が良いってことも関係あると思うけど☆」
津慕美「何してもいいなんて、最高じゃあないですか!!」
前橋「ついでに、京大生だと『ああ、学生さんやから』でけっこう大目に見てもらえるよ☆』
城「あう、電話だ。家から…？　はい、紗々です。え、紗央が紗南にブチ切れた!?　あんな温厚な子が…。帰ってきてって、これから湯豆腐があ…」
菅沼「城せんぱい、お気の毒です…」
高峰岸「大丈夫、安心しろ。城の分は、俺がしっかり頂いておくから」
城「高峰岸のばかーっ!!　うわーん、ふん、紗々お姉ちゃんは可愛い妹たちのために帰りますからねっ!!」
以下、読了。