浴衣、着る?

休日、美稲家。
浜太朗「あー、お父さん、浴衣や。ええなぁ…」
早苗「ん?浜太朗も着るか?ほんまは夏に着物を着るほうが粋なんやけどな」
叶恵「浜太朗。お姉ちゃんの浴衣着はる?」
浜太朗「何でッ!?」
恵実「早苗さんと浜太朗、顔がクリソツだし、背格好も同じだから服装まで同じだと間違うのよね〜」
浜太朗「そういや、うちの女性陣はみんな身長が違う…」恵実150㎝くらい、次実160㎝くらい、叶恵170㎝くらい。
次実「ははっ、おもろいから着はったら?昴耀さんとか水鶏さんとかに写メ送るから☆」
叶恵「え、せやったら、私は圭一くんと久理ちゃんに送る!!」
恵実「まぁ、おもしろそうW」
浜太朗「いやや、そんなんカツラでも被ったらすごい美少女になるに決まってるやんか!!」
叶恵「謎の美少女になって、大学の構内でもふらっと歩いてきはったら、そらもう伝説になるで!!」わくわく。



平日、大学。
浜太朗「ということが休日にあってな…」
水鶏「で?写メは?僕、貰ってないんだけど」
皋「私も美稲の女装写真欲しい!!」
安曇野「え、女装ですって!?そういうことなら私も欲しいわ!!」
浜太朗「こんなときばっかり!!安曇野さんてそういう子ぉやよな!!」
安曇野「そういう子ですけど、何か?あ、ねえ、米谷さん!!米谷さんだって美稲くんの浴衣美人な写真欲しいですよね?」
米谷「…欲しいかな」
水鶏「あ、なあ、美稲。解剖学の前橋先生にメールしたら『是非とも欲しい』だってさ。前橋先生は医学部屈指の美しいモノ好きで有名な人だからなあ。これはやっぱり連絡しておかないと☆」
皋「ああ、だったら薬理学の先生も…」
米谷「それを言うなら、あの先生にも…」
浜太朗「もう、嫌や〜。人が信じられへん…!!」
おわり?