法医学研究室の日常。

両手にアツアツのコーヒーを持った見覚えのある人物がこちらに向かってよたよたと危なげに歩いてくる。
菅沼「うっ、か、可愛い…」
城「菅沼くんさぁ、あれ、どう考えても君の分のコーヒーでしょうが!!取りに行けよっ!!」
菅沼「だ、だって、僕、人見知りだから」
城「はぁーい、その手はここでは通じませーん。何故なら、全員が人見知りだからでーす」
菅沼「ええっ!?」
城「菅沼くん、そのあいた口を閉じたまえよ」
前橋「うぅ、熱い…。ほんとにマジで熱い…。くそぉ、なんでこの研究室にはおぼんのひとつもないんだぁ…。あ、そっかぁー。いっつも各自で勝手に飲み食いしているからかぁー。ふふふ、本当に協調性という言葉が皆無だな☆」
高峰岸「前橋さん、がんばー☆」
前橋「さんづけはやめろっ!!さんづけは!!先生か教授と呼びなさいっ!!」
高峰岸「はぁーい、お父さん☆」にこり。
前橋「結局、さんづけしてるじゃないか!!」
菅沼「なんか自由だな。この研究室…」



つづく☆