朝霞先生の保冷剤。

精神科医局。メールを見た昴耀が冷蔵庫から何か取り出す。
昴耀「えいっ!!」で、投げる。
浜太朗「痛っ!!…『えいっ!!』って!!痛いんですけどっ!!」
綾綺「昴耀先生、それ何?」
昴耀「保冷剤です」笑顔で。
綾綺「あー、今、夏やからな〜。ええよな、保冷剤W」
浜太朗「あーっ!!よう見たら『神経内科 朝霞』って書いてある!!」
綾綺「何故、『神経内科』…?ここは、精神科…」
昴耀「あー、朝霞先生に頼まれたんですよ。もちろん、神経内科の医局にも保冷剤はあるんですけど、さすがに冷蔵庫のひとりじめはまずいですからね。知り合いの先生やナースに頼んで、ほぼ全ての診療科の医局とナースステーションに朝霞先生の保冷剤があるそうです☆」
浜太朗「全て…。全て!?」
綾綺「神経内科の朝霞先生…。あー、あの、『演劇部エースのもやしっ子朝霞』?」
浜太朗「そういや、朝霞、オレに『もやしっ子』って言われるとすごい怒りはるくせして、皋が言わはっても怒らへんやもんなぁ〜…。男女差別が甚だしい…(泣)」
昴耀「つーことで、浜太朗。お前の親友に保冷剤を届けてこい」
浜太朗「はい、わかりました…」