「お湯も沸かせない」。

柳  「浜太朗くんは、いいですねえ。お料理が上手で」
恵実 「私から見たらまだまだですけど」
浜太朗「お母さんと比べられても…。ほんなら、オレ、料理人になれるやん!」
柳  「うちの旦那と息子なんか、お湯も沸かせませんからね…。私が居なくなったら、一体どうする気かしら」
浜太朗「お湯、沸かせへんって…。朝霞?」
水鶏 「ち、違うよ…!お湯は沸かせる。沸かせるけども、忘れるだけや…」
浜太朗「動揺のあまり、語尾が関西弁になってはるで?てか、お湯なんて5分もあれば沸くやろ。何で、忘れるん?あ、もしかして、病気?」
広海 「浜太朗くんって、やっぱり、僕のこと、嫌いやんな?」
恵実 「すみません!堪忍して下さい。うちの馬鹿息子が」
浜太朗(朝霞のお父さん、面倒くせぇ…)
早苗 「広海さん、可愛なぁ…」
浜太朗「え!?」