梶井基次郎ごっこ。

そんなことを高校三年生くらいで、やっていて軽くお友達からひかれたことがあります。檸檬を爆弾だとか言って、重たくて片付けも大変だろうに画集の塔だか城じみたものを作って、まるでくりすますとぅりーのてっぺんに飾り付けるキラキラしたお星さま☆的存在な感じに置いてしまったわけではないよ。そう、決してね?
僕がやったのは、京都の街で学生やってるけど、碁盤の目をここは京都ではないどこか別の都市、仙台とかなんかとか思うってのの逆バージョンをやった。僕の生まれ育った街は、京都ではないが道は碁盤の目みたくなっているので、ちょうど良いかと思われた。「ここは京都だ」とか思い込もうとする危険な遊び。だって、高校生の時、本気で精神科行きたかったもん!二年間ほど隣の席にいた谷川俊太郎に誉められたために、全国レベルにまでのぼりつめちゃって多少アレしちゃった文学青年は、精神科行ってお薬貰ってたらしいけどね。
浪人時は、アロマ中毒ごっこをやった。危険な遊びだ。ずっと、入浴剤の強い香りをかんでいると、人として大丈夫か?と思えてくる。しかし、アロマ中毒になるくらいが本物の受験生だと思い込んでいた。←認識が誤っていないだろうか…!?