「私に反対するなら、破門しちゃうんだからね」。

名寄「そうか‼ つまり、世界史も数学として捉えれば良かったのか‼ エウレカ‼」
鷺沼「何故、世界史…!?」
名寄「数学の横文字は横文字として受け付けるのに、世界史は嫌だったのです…。普通に、東大現役合格できるレベルのクラスメートが、『勉強どうしてんの?』って、言われて『教科書何回も読むんだよ』と当たり前のことを言っていて…。そりゃあ、世界史だの日本史だのの教科書を読める子は、塾も通信教育も要らねぇよ‼」
鷺沼「普通、家で、教科書読まねぇよなぁ〜…」
名寄「9割方、学校でしか開いたことありませんよ‼」
鷺沼「で、数学として捉えるって何?」
名寄「めっちゃ寒波来てる日、カノッサの屈辱があった日だったんですよ。あの、真冬にお家に入れてくれなかったやつ」
鷺沼「イタリアだって、寒いよな〜。多分…」
名寄「教皇が怒って、『私に反対するなら、破門しちゃうんだからね‼』と言ったやつですよ」
鷺沼「ツンデレ?」
名寄「ツンデレで、天国行けなくなるの、嫌ですよね…」
鷺沼「ツン強すぎだな」
名寄「で、数学的カノッサの屈辱です」ノートを見せる。
鷺沼「数学だな‼」喜ぶ。